紅葉を撮影してきました 神奈川伊勢原 大山

紅葉を撮影しに行ってきました。

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場所は神奈川県を代表する紅葉スポットのひとつ大山。

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急坂が続く大山登山道を抜けて、大山寺参道に続く紅葉が目に入ったときはその鮮やかさに、「来た甲斐があったなぁ」と誰でも頬が緩むと思います。
(もちろんケーブルカーの大山寺で降りた方でも!!)

神奈川県伊勢原 大山寺の紅葉

天気は曇りで、残念ながら綺麗な空ではありませんでした。そのため、日本の風情をフレームに入れることでしっとりとした紅葉を意識して撮りました。

神奈川県伊勢原 大山寺の紅葉 神奈川県伊勢原 大山の紅葉

私がいつも撮影時に気を配ることは構図と反射です。
構図では光の方向に注意し、フレームの中に白飛びする場所が入らないように意識しています。
また、葉っぱの反射は紅葉の色を奪います。
構図やアングルである程度は反射を防ぐことができますが、最終的にはPLフィルターを使用することが効果的です。紅葉の撮影では常に持ち歩いています。
PLフィルターについては「紅葉をきれいに撮る方法」「PLフィルター(偏光フィルター)の特徴と効果」の記事でも解説していますので併せてお読みください。

神奈川県伊勢原 大山の紅葉

さて、ここで紹介している写真はすべてiPhone 6、すなわちスマートフォンで撮影したものです。
反射しないよう意識して撮ったり、構図やアングルを工夫すると、スマートフォンでもなかなか風情を感じる写真に仕上がると思います。

神奈川県伊勢原 大山の紅葉 神奈川県伊勢原 大山の紅葉

また、iPhone6などのスマートフォンはダイナミックレンジが狭いので、少しの陽射しでも角度によってはすぐに白飛びしてしまいます。そこでフレーム内に極端に明るい部分がある場合には「HDR」機能をオンにして撮影します。HDRについては別記事「イルミネーション撮影にHDRは有効か?」で触れていますので参考にしてください。

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iPhoneのカメラレンズ部分にPLフィルターを押し当てて、撮影した例がこちらです。
神奈川県伊勢原 大山の紅葉

PLフィルターの効果については、別の記事「紅葉をきれいに撮る方法」でも紹介していますが、最後に一眼レフ(EOS 5D Mark II)でPLフィルターなし、ありの写真を比較で撮りましたので、参考までに見てください。

[フィルターなし↓]
紅葉 大山寺 フイルターなと
[PLフィルターあり↓]
紅葉 大山寺 PLフィルターあり

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PLフィルターをiPhoneに装着して紅葉を撮影してみた結果

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PLフィルターをiPhoneで使ってみた

紅葉や桜をきれいに撮るにはPLフィルターが有効なことは「紅葉をきれいに撮る方法」「PLフィルター(偏光フィルター)の特徴と効果|レンズフィルター講座」などの記事で紹介しました。
さて、最近は一眼レフよりiPhoneで撮る機会の方が多いよ、という人も多いと思いますが、iPhoneでPLフィルターを使うことができます。いや、無理矢理ですけれども(^_^;)。

iPhoneのレンズにPLフィルダーを手で押し当てて撮影します。
もちろん同様に偏光の効果が出ますので試して見てください。こんな感じで撮ります。

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iPhoneにPLフィルターを押し当てて撮った紅葉の写真がこちら。
もともと色鮮やかに撮れるiPhoneですが、もの凄い写真になっちゃいました(^o^)

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iPhone にPLフィルターをあてて撮ると、もはやネ申の領域というか・・その・・。
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合成着色料の領域というか(^_^;)・・
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PLフィルターには他にも、青空と白い雲、緑の木々、桜など、様々な景色を綺麗に写す効果があります。カメラ店やネットショップで2千円前後から買えるので、ぜひ試して見てください。PLフィルターについての詳しくはこちらの記事「PLフィルター(偏光フィルター)の特徴と効果|レンズフィルター講座」で解説しています。


著者: 神崎洋治 (メールマガジン(無料)に登録してください。週刊デジマガの更新時にお知らせします。一緒に勉強しましょう!! 著者: 神崎洋治


2013年12月19日発売 書籍「体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第3版」  book-dc-250週刊デジマガでこのコラムを執筆している著者の最新作。デジタルカメラの構造から撮影のしくみ、撮像素子、レンズ、画像エンジン、記録メディア、手ぶれ補正、ライブビュー、顔検出、デジタル画像の基礎知識、仕様表の読み方まで解説。デジタルカメラを初めて使う方からデジタル一眼レフやミラーレスを使用している写真愛好家の方まで必携の1冊です! (日経BP社刊 神崎洋治/西井美鷹著)


著者: 洋治 神崎

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紅葉をきれいに撮る方法

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日本の紅葉は独特の美しさ

紅葉が美しい季節になりました。 緑色の葉に、赤や黄色が色鮮やかに混じり合う紅葉の景色は、日本独特の景色のひとつです。 ところが、せっかく素晴らしい景色をカメラにおさめようと思ってみたものの「紅葉が今ひとつ綺麗に撮れない」と悩んでいる人も多いようです。 例えばこんな風に・・
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なんだ、そこそこ綺麗に撮れているじゃないか・・そんな声が聞こえてきそうですね。 でも、本当はもっと綺麗だったんです。こんな風に。 flth-05-02
違いがよく解らないぞ、という方に近くで並べた写真も用意しました。 flth-05-03

この違いが意外と重要なのです。

反射を抑えればもっと綺麗な紅葉が撮れる

実はこれ、紅葉の葉に反射した光が原因なんです。 写真をよく見ると、葉っぱが反射していることが解るんですが、次の写真の方が解りやすいかもしれませんね。次の2枚の写真を見比べてみてください。

flth-05-04 flth-05-05

前者の写真は反射した光によって葉っぱの一部は白飛びしてしまい、カメラは白飛びを抑えようと全体の露出を下げます。それによって赤の葉の色合いが沈んでしまっています。後者は赤がまんべんなく出ていて燃えるようにきれいですね。 解決方法として、PLフイルターを使っています。 PLフィルターはレンズの前面に装着する追加のレンズです。これを使うと葉っぱの反射が抑えられ、全体的に色合いが豊かな紅葉を撮影することができます。 flth-05-06 flth-05-07

写真家が撮った紅葉写真ってどうしてあんなに綺麗なんだろう、という疑問が少し解決しましたか。もちろん、その方にも撮影テクニックはあるのですが、まずはPLフィルターを試してみては如何でしょうか。見違えるような写真が撮れるかもしれません。 flth-05-08 flth-05-09

【追記】
紅葉を撮影してきました 神奈川伊勢原 大山」の記事を書きました。紅葉の写真も約10点掲載しています。その際に、一眼レフ(EOS 5D Mark II)でPLフィルターなし、ありの写真を撮りましたので参考までに見てください。
[フィルターなし↓]
紅葉 大山寺 フイルターなと
[PLフィルターあり↓]
紅葉 大山寺 PLフィルターあり

なお、PLフィルターには他にも、青空と白い雲、緑の木々、桜など、様々な景色を綺麗に写す効果があります。カメラ店やネットショップで2千円前後から買えるので、ぜひ試して見てください。PLフィルターについての詳しくはこちらの記事「PLフィルター(偏光フィルター)の特徴と効果|レンズフィルター講座」で解説しています。 Kenko カメラ用フィルター サーキュラーPL (コントラスト上昇・反射除去用) plpro-01
私も使っています。

なお、iPhoneでPLフィルターを使って紅葉を撮ってみたらすごいことになりました(^_^;)。
こちらの記事「PLフィルターをiPhoneに装着して紅葉を撮影してみた結果」をどうぞ

 


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PLフィルター(偏光フィルター)の特徴と効果|レンズフィルター講座|

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PLフィルターとは

「PLフィルター」はレンズフィルターの一種です。レンズフィルターとはカメラのレンズの前面に取り付けるレンズです。カメラのレンズは機種によって大きさが異なりますから、使用中のレンズの口径に合わせたサイズのものを装着する必要があります。 sample01

一般に一眼レフのカメラのレンズ前面には口径の周りにネジが切ってあります。 そのネジヤマに合わせて、レンズフィルターを装着します。 sample02

レンズフィルターは様々な種類のものがカメラ店やネットショップなどで販売されていますので、気軽に購入することができます。 「PLフィルター」はレンズフィルターの中でも代表的なもので「偏光フィルター」とも呼ばれています。主に反射を防ぐ効果があり、絶大な効果があります。プロカメラマンやハイアマチュアの御用達です。 具体的にはこんなときに使用します。

  • 青空と白い雲をクッキリ写したい
  • 桜の花を綺麗に写したい
  • 紅葉や緑を鮮やかに写したい
  • ショーウィンドウやガラス越しの様子を透かして写したい

といった用途です。

PLフィルターを使用した撮影例

PLフィルターは乱反射を抑える役目を持つレンズフィルターなんですが、そうは言っても普段、乱反射が写真に悪影響を及ぼしているなんて思ってもいませんよね。でも、「こんなに綺麗な景色なのにどうして写真に撮るとなんだかショボイんだろう?」というガッカリ感やモヤモヤ感を感じたことはありませんか… 文字通りそのモヤモヤがPLフィルターによってクリアになるかもしれません(^_^;)。 では、撮影例を・・ それぞれ上が装着前、下がPLフィルター装着時です。

葉っぱに日光が反射して白飛び、その影響で緑色が沈んでいる sample13-500 sample14-500
> 詳細は「緑の木々が綺麗に撮影できない理由

青空と白い雲が空気中のチリ等の影響で白っぽく霞む
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> 詳細は「青い空と白い雲が綺麗に写せない理由

紅葉の葉が反射して本来の赤が綺麗に写らない
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サングラスに「偏光レンズ」「偏光サングラス」というものがあることをご存じの人も多いと思います。釣りでは必須アイテムのひとつで、水面に反射する光を抑えるので水の中の様子がクリアに見えるためです。 PLフィルターも同様な効果があるので、ガラスなどで反射して光を抑えて、ガラスの向こう側をクリアに見ることができます。そのためショーウインドウの向こう側を綺麗に写したいときにも便利です。
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商品の価格はこんな感じです。 下記にアマゾンのリンクを貼っておきますので参考にしてください。 また、購入時にはご使用中のレンズの口径に合わせたレンズフィルターを注文してください。(口径によって価格も変わります)

Kenko カメラ用フィルター サーキュラーPL (コントラスト上昇・反射除去用) plpro-01
私も使っています。

Kenko カメラ用フィルター PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL (ワイドレンズに最適) plpro-02
私も使っています。

MARUMI カメラ用 PLフィルター 偏光フィルター plpro-03

Kenko カメラ用フィルター Zeta EX サーキュラーPL  plpro-04
私も使っていますが、高価格なので予算に余裕があれば(^o^)

 


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緑の木々が綺麗に撮影できない理由

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陽が当たった葉っぱには反射が発生していることを意識したことがありますか?

普通は意識しませんよね。しかし、下の写真をよく見ると、実際には葉っぱに日光が反射して白飛びしてしまっていることが解ります。

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更にカメラはこの反射を的確に感じていて、反射している光の分、自動的に露出を下げて風景全体を暗く撮ろうとします。そのため、本来、木々は綺麗な緑色なのに、黒く沈んだ緑色に写ってしまいます。

悪玉は反射です。
写真にとって光は大切なものなのに、時に反射は悪玉になります。
そして反射を抑えた写真を撮るためにはPLフィルターが有効です。

PLフィルターを装着して撮った写真がこちら。

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木々や草の反射を抑えることによって、緑色が綺麗に出ていることがわかるでしょうか。

少し解りづらかったかもしれませんので、いくつか同様に緑地公園を散歩したときに撮影した例を紹介します。PLフィルターの効果がわかるでしょうか。

装着前
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PLフィルター装着時
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装着前
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PLフィルター装着時
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装着前
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PLフィルター装着時
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PLフィルター装着比較(右が装着時)
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PLフィルターには他にも、紅葉、青空と白い雲、桜など、様々な景色を綺麗に写す効果があります。カメラ店やネットショップで2千円前後から買えるので、ぜひ試して見てください。PLフィルターについての詳しくはこちらの記事「PLフィルター(偏光フィルター)の特徴と効果|レンズフィルター講座」で解説しています。

 

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青い空と白い雲が綺麗に写せない理由

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いつか見た青い空・・
小説や映画、楽曲のタイトルにもなっていますが、澄んだ青い空は人の記憶に鮮明に残るものですよね。青い空にゆっくり流れる白い雲、そしてヒマワリがあれば、まさに夏らしい景色としては申しぶんない…パチリと一枚。
ところが、撮れた写真にはずいぶん記憶と違う色の空が…
あの抜けるような青い空はこんなにクスんではいなかった。

「空の写真はたいてい白っぽく写ってしまって、なんだか冴えないなぁ」と感じる人は少なくないと思います。
写真家の間では「記憶色」と呼ばれている、人がイメージとして記憶している色。
例えば、夏の青空は人の記憶にはこんな鮮やかな色合いで残っていることが多いことでしょう。

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しかし写真に写った景色はこんな感じ・・

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どこか物足りない。

実はこれ、空気中の水蒸気やホコリによって起こる乱反射などの影響を受けて、空の色は記憶した(じかに目で見た)青よりも薄く、白くクスんで写ってしまいます。

そのため白い雲とのコントラストもイマイチで、感銘を与える写真にはなりません。

解決策はPLフィルター

次の例は、普通に撮った写真と、PLフィルターをカメラのレンズに装着して撮った写真を比較してみました。PLフィルターはカメラのレンズの前面に付ける追加のレンズのこと。

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PLフィルターを使うとこのように青い空と白い雲を鮮明に写すことができます。
PLフィルターは二重のリングになっていて、レンズに装着した状態で回すことができ、回すことで効果(効き具合)を調整することができます。

装着前
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PLフィルター装着後
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PLフィルターには他にも、紅葉、緑の木々、桜など、様々な景色を綺麗に写す効果があります。カメラ店やネットショップで2千円前後から買えるので、ぜひ試して見てください。

PLフィルターについての詳しくはこちらの記事「PLフィルター(偏光フィルター)の特徴と効果|レンズフィルター講座」で解説しています。

 


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サクラの花をきれいに撮る方法 PLフィルターの実力は?

いよいよ桜の季節がやってきました。
毎年、やってくるとはいえ、残り人生のことを考えると何回見られるかなぁ、あと20回見られるかなぁ等と思い入れも感じる今日この頃です。

桜の季節と言えば、やはり綺麗な桜の写真をカメラで撮って残したいものですね。
しかし、どうも桜がきれいに撮れないと、お嘆きの方も多いと思います。

また、桜見物のブロガーさんたちも、桜の風景を如何にきれいに撮ってブログに載せるかを思案していることでしょう。

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サクラを綺麗に撮るにはPLフィルターが有効です。
今回はそんな話しを。

桜の花はピンク色からだんだん淡くなる

ところで、桜の花はいざ写真に撮ってこると、意外に白っぽいな、と感じる人も少なくないと思います。

大きな理由が2つあります。

花の撮影に慣れている人は知っていると思いますが、実は桜(ソメイヨシノ)の花って咲き始めは
ピンク色が強いんですが、満開に近付くにつれてだんだんと白っぽく、淡い色に変わっていくんです。

たいていの人は満開に合わせて花見に行って写真を撮るので、既にだいぶ白っぽくなった桜の花を撮る機会が多くなるわけです。

だから印象よりも白いなぁ、ということになるのですが、ヒトの記憶にも、もっとピンク色が残っていると思います。これを「記憶色」というのですが、この記憶色も実は正しいのです。実際にサクラの花は写真で見るより、目にはもっとピンク色に見えていたからです。これが2つめの理由です。

どういうこと? って?
写真は光の反射によってサクラの花の色が白っぽく写ってしまっているのです。しかし、ヒトの目はこの光の反射を無意識に判断し、脳内で反射していない本来の色を認識しているのです。
だからピンク色に感じているのです。

その反射を取り除き、本来のピンク色出すのがPLフィルターの役割です。

光の反射等で花の色が正確に出ない

光の反射で白めに写る、これは実は紅葉の写真も同じことがいえるのです。
下の写真はiPhoneでPLフィルターごしに撮ったものです。

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iPhoneでもきれいに色が出るでしょう。青空のグラデーションは表現できていませんが、黄色から真っ赤に萌える紅葉が実に忠実に表現されていると思います。

さて、本題に戻りますが、写真撮影にとって「光」はなくてはならないものですが、実はずいぶん悪さもします。

その代表が反射、乱反射です。

風景写真で言えば、花、葉っぱ、芝生、木々など様々なものが光を反射しています。

そしてその反射によって、時には写真が白飛びしてしまいます。明るすぎてその部分だけ真っ白になってしまうことです。

逆に黒くもなります。白く反射しているのをカメラが感知して自動で露出を下げる、つまりレンズを通す光を少なく制限することによって、写真が黒ずんでしまうのです。これは鮮やかを失うということです。

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上がフィルターなし、下がPLフィルター使用

PLフィルターとは

反射を防ぐには「PLフィルター」というレンズフィルターをカメラに装着して撮るのが有効です。
PLフィルターは「偏光フィルター」とも呼ばれ、乱反射を抑える役目を持つフィルターでとても有効なんです。カメラ店で、2千円くらいから売っています。

PLフィルターの写真。一眼レフカメラ等のレンズの前に装着します

PLフィルターの写真。一眼レフカメラ等のレンズの前に装着します

通常、レンズの前部はネジ切ってあり、フィルターが装着できるようになっています

通常、レンズの前部はネジ切ってあり、フィルターが装着できるようになっています

これを使うと、桜の花びらの反射を抑えて本来の淡いピンクがしっかり撮れる可能性が高くなります。また、背景の空と白い雲はくっきりと鮮やかに、木々や芝生もすっきりと、本来の色で撮れる、というわけです。PLフィルターは空を青く印象的に撮りたいときにも必須のアイテムです。

もう一度サンプル写真をよく見比べてみましょう。
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写真上は芝生の土手や木々がずいぶんと黒ずんでいます。

しかし、反射を防ぐレンズフィルター「PLフィルター」を使って撮った写真下は空の色、芝生の色の色合いがきれいに出ています。これがPLフィルターの効果のひとつです。

PLフィルターはブロガーやネットショップの撮影にもいろいろと効果的なんです。

例えば反射を抑えるフィルターですから、ショーケースやショーウィンドウの反射を抑えてガラスの向こうや中をきれいに撮影することができます。時計の文字盤もガラス面を反射させずにきれいに撮ることができます。

下の写真を見るとPLフィルターの効果の程が解ると思います。
クルマのガラスは反射のために運転席の中はまるで見えませんが、PLフィルターを装着するだけでスッキリし反射がなくなって、車内がよく見えます。

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PLフィルターはアマゾンでも購入できます。ただし、一眼レフ等のカメラに装着して使用する場合胃、レンズの幅(レンズ径)や口径サイズに合ったものを購入するようにしてください。
複数の口径のレンズを使っている場合は大きい方の口径に合わせてPLフィルターを買い、小さい口径のレンズに装着するための「ステップアップリング」を併せて購入すると良いでしょう。

> ちょっと高価なPLフィルター(薄型、ワイドレンズにも安心)
> 入門用の廉価なPLフィルター(廉価だけど使いやすくて効果もGOOD)
> ステップアップリングの例(小さい径のレンズに大きい径のフィルターを装着するアダプタ)

スマホでもレンズフィルターを使っちゃう

通常レンズフィルターは一眼レフ用に販売されています。
でも、見てくれを気にしなければ、iPhoneやAndroidスマホで使っても効果は同じ。
レンズの前にこんな感じで押し当てて、使うことができます。
PLフィルターをスマホと一緒にポケットにひょいと入れてサクラ見物に出かけましょう!!

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格好は悪いけどそこは綺麗な写真を撮るため(*^_^*)

今年のサクラ撮影~早速、試してみてはどうでしょうか!!

ps; お知らせ 週刊アスキーに記事を執筆しました。
ちょこっとですが、よかったら読んでくださいね。


著者: 神崎洋治 ()
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きれいな写真に仕上げるiPhone用のカメラアプリ「Camera+」 ~操作方法編~

前回は、スマホで撮った写真をブラッシュアップして、ひと目を引くカッコ良くて綺麗な写真に仕上げるiPhone用のネ申アプリ(*^_^*)「Camera+」を紹介しました。

いくつかの作例(撮影例)を紹介し、その効果的な活用方法をご提案しました。
というわけで、今回はその「Camera+」の操作手順を解説します。

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実際の操作はとても簡単で、下のようにボタンをタップして、写真を変わり具合を楽しみながら、一番気に入った画像、イメージ通りの写真を選択すれば良いのです。

とはいえ、このアプリ、実はとても広範囲に機能アップがされていまして、カメラ撮影等もあわせるとかなりのボリュームになります。
今回は、お馴染みのiPhoneのカメラ機能で撮った写真を元に、初心者でも出先でチョチョイと補正する方法に絞って紹介しましょう。

実際の操作の流れ

  1.  写真を撮る
  2.  写真を取り込む
  3.  写真をカッコ良く仕上げる

このiPhone用アプリ「Camera+」は App Storeで200円でダウンロード販売されていることは前回も解説しました。
ダウンロードについては下記をクリックしてください(App Store : iTunes)。

まず写真を撮る

「Camera+」には撮影の機能があります。
十分に高機能で、スタビライザー(手ぶれ補正)やズーム機能等が完備されている。ただ、撮影はiPhoneの標準のカメラ機能が慣れている、という人も少なくないでしょう。

写真自体はCamera+で撮っても、iPhoneの標準カメラで撮っても構いません。
Camera+で撮れば、撮った後でそのまま補正できますし、iPhoneの標準カメラで撮った場合は、Camera+に読み込んでから補正する、という流れになります。

写真を撮るときのコツは、この講座の第一回めを思い出してください。
こんな風に自分目線でただシャッターを押しただけの構図ではなく・・

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被写体の良さが伝わる角度を考えた構図で撮ってみましょう。

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サンプルの写真はフラッシュ(ストロボ)も使用せず、ライティングなども何もしていないで撮った、ごく普通の写真です。

では、先に進みましょう。

ここではiPhoneの標準のカメラ機能で撮ったことにします。
撮った写真は「カメラロール」に保存されています。

撮った写真をカメラロールで確認する

撮った写真はホーム画面の「写真」をタップして・・

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「カメラロール」画面をタップするとみられますよね。

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カメラロールの写真を確認したら、Camera+を起動してみましょう。

Camera+に画像を取り込む

まず「Camera+」のアイコンをタップして起動します。

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カメラ機能で起動した場合(たぶんそうなるでしょうけれど)は画面右下のフィルムのアイコン(ライトボックス)をタップします。

ライトボックス画面になったら画面右上の「+」をタップします。

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「カメラロール」をタップします。

カメラロールの写真一覧から編集したい写真をタップして選択します。

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複数の写真を一度に選択することができます。すべてを選択したら画面右下の「読み込み」をタップします。

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インポートした写真が表示されるので、すぐ下の小さなメニューから「編集」をタップします。

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選択した写真の編集モードになります。
写真の下、初期は「シーン」が自動選択されていて、シーンに合わせた自動補正がボタン選択できる状態です。初期値は「なし」で補正なし、すなわち撮影したままの状態です。

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自動加工したいシーンをタップして選択します。例えば、被写体が食べ物のときは下のように「フード」を選択してみると良いでしょう。明瞭度がアップするはずです。

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ブログやオンラインショップでは少々派手めでも、目立った方がいい場合がありますが、そんなときにうってつけのボタンは「明瞭化」です。意外と使い道が多いですよ。

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実際は、「自動調整なのでどのボタンが良いかは押してみないとわからない」というつもりで、押しながら見栄えの良いもの、一番気に入ったもので決めればよいでしょう。ボタンは次々に押してみて試して見ることができますから。

トリミングもやってみましょう。
トリミングとは写真を切り抜くことです。構図を整えたり、アップで見せたいところだけを選択して切り取り、実質拡大したように使ったり・・
四角い写真にトリミングすることもできます。

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気に入った写真になったら、画面右上の「完了」をタップして戻ります。
「保存」をタップすると、ブラッシュアップ加工した画像がカメラロールに追加保存されます。

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これで完成。

カメラロールに保存した補正済みの写真をブログやFacebook、ショップのページにアップロードすれば、今までよりひと目を引く写真が掲載できるはずです!!

次回もお楽しみに!!

 


著者: 神崎洋治 ()
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ニコンがデジタル一眼レフの次世代フラッグシップ「ニコン D4S」を発売

ニコンがデジタル一眼レフカメラの次世代フラッグシップモデル「ニコン D4S」を発売

2014年1月7日に開発発表を行い、日本では展示会「CP+ 2014」で参考展示をしていた「D4S」を3月6日(木)から発売することを正式に発表しました(写真下:クリックして拡大:ページ最下部に写真多数あり)。
価格はオープンプライス。ヨドバシカメラの通販サイトのボディ価格は¥648,000(本日時点)。

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ニコンは、従来機「D4」をベースに、オートフォーカス性能(AF)、画質、ワークフローと操作系、動画など、プロフェッショナルフォトグラファーの厳しい撮影条件下で必要とされる機能を見直した、としています。

最も大きな変更点はオートフォーカスとその追従性能の向上です。
スポーツ写真、動物写真等に威力を発揮するかもしれません。

AFはアルゴリズムの最適化により、被写体への反応性と追従性が高められています。また、高速連続撮影はD4と同じ約11コマ/秒です(CIPAガイドライン準拠)。

AFエリアモードには、D4で定評のあるシングルポイントAF、ダイナミックAF、3D-トラッキング、オートエリアAFの4つに加え、新たにグループエリアAFを搭載。このモードは、ダイナミックAFが捕捉初動時には選択したフォーカスポイント1点のみで被写体を捉えるのに対し、常時、選択したフォーカスポイント+上下左右4点の5点で形成したグループで、面で被写体を捉えます。これにより、被写体捕捉性能は確実に向上。狙った被写体が小さく、かつ高速で動くような捉えにくい場合でも、ピントが背景に合ってしまうのを効果的に防ぎ、より確実に目的の被写体を捉えてシャープにピントを合わせます。(ニコンのホームページより引用)

撮像素子はD4と同じフルサイズFXフォーマット、1623万画素です。

詳しくはニコンイメージングのホームページで。
カタログもダウンロードできます。

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スマホで撮った写真がワンタップだけで見違えるような写真に変わる例アレコレ

ブロガーさんがランチやディナーを撮影したり、ショップ店員さんがホームページに製品の写真を載せるときに役立つ撮影術やレタッチ、アプリなどを紹介する「ネットショップ&ブロガーのための写真&カメラ講座」の第7回です。

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前回はカメラアングルについて解説しましたね。撮影テクニックというよりは上手な写真を撮るための「気づき」を紹介しました。前回の構図のとりかた、気づきの内容を実践しただけでも、写真は大きく変化したのではないでしょうか。

そこで今回からは、ひと目を引く写真にブラッシュアップする方法を紹介します。著者が実際にいつもブログやフェイスブック、ツイッター等に投稿の直前、撮った写真をブラッシュアップするために使っている実用的なアプリも紹介していきます。

カラー補正や明るさ補正によって写真は変わる

まずは今回、撮影した後に調整する、いわゆる「カラー補正」や「明るさ補正」によって写真がどのように変わるかを実際にiPhoneで撮影した写真を例に紹介します。

まずはスイーツの写真(写真A)。
スイーツ好きのブロガーさんにはよく被写体になるでしょう?
お馴染みのショートケーキです(*^_^*)。
機種はiPhone4Sで撮影しました。

写真A

写真A

これをワンタップでカラー補正した結果がこちら(写真B)。
まるでライティングをしたかのように明るく鮮明な写真に補正されていますね。

写真B

写真B

更に意図的にコントラストを上げて、鮮やかを強調するとこうなります(写真C)。明るい部分が飛んでしまう(白飛び)こともあるため注意が必要ですが、何かの意図があるときはコントラストの高い写真はひと目に止まりやすくなります。このような写真にも簡単に補正できるという例で紹介します。

写真C

写真C

今、見ている機器がiPhone4SやiPhone5などの Retinaディスプレイ だと効果は200%増量で感じられているかもしれませんね。

ワンタップだけで見違えるような写真に変わる例アレコレ

同様に、iPhoneで撮った写真(上)とワンタップで補正した写真(下)の例を比較した画像を続けて紹介しましょう。

次の例もスイーツです。きれいな色合いを意識しています。

マカロンとアーモンドタルト
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マカロンのカラフルさがたまりませんね。
更にアーモンドタルトの艶感が実に美味そうです。

ここまでは明るさが十分にある場所で撮った写真がベースでしたが、ここからは少々暗い部屋、
例えばステーキハウスや料亭、例えばレストランで撮った写真を補正した例を紹介します。

ブロガーさんにはこういう暗めの店内での撮影シチュエーションが多いことてしょう。

 

ステーキハウス

ステーキハウスはかなり暗くて、撮影には不向きです。でもアプリで補正することが前提なら暗くてもOK。ただ、撮影時の手ブレだけは注意してしっかりとスマホを固定してシャッターを切りましょうね。

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料亭

続いては料亭ての撮影例、「今半」のすき焼き。
iPhoneで撮っても美味しそう~♪ 補正するともっと美味しそうに(*^_^*)

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イタリアンレストランでのパスタとヒザ

色合いが印象的で、美味しそうなイメージが漂う写真にしたいですね。
艶感というか、いわゆる「シズル」感がポイントになります。

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ワンタッチでカラー補正が楽しい「Camera+」

ここまで紹介した写真はどれも iPhone4S の標準カメラ機能で撮影した写真を、iPhone用のアプリ「Camera+」を使ってワンボタンでブラッシュアップしたものです。
Camera+」は残念ながら無料アプリではなく有料ソフトです。

でも、わずか200円のアプリ(著者が買ったときは85円だった)なので、牛乳1本買ったと思って導入するのも悪くありません。
ここまで紹介お話ししたようにほぼワンボタンで、初心者にも操作できる簡単さだからです。

これがCamera+の操作画面。iPhoneで撮った写真を読み込んだところ。

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片っ端からタップしてみて、一番カッコ良い、キレイな写真を選んでも良いんです。
食べ物用の補正に「フード」も用意されています。

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ね、解りやすそうでしょ(*^_^*)
このアプリ、使ってみよう、という人は↓こちらから。

次回はこの「Camera+」の使い方をもう少し詳しく紹介しますね(*^_^*)
お楽しみに!!


著者: 神崎洋治 ()
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新発売】 2013年12月19日
書籍「体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第3版」 
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