ニコンがデジタル一眼レフカメラの次世代フラッグシップモデル「ニコン D4S」を発売
2014年1月7日に開発発表を行い、日本では展示会「CP+ 2014」で参考展示をしていた「D4S」を3月6日(木)から発売することを正式に発表しました(写真下:クリックして拡大:ページ最下部に写真多数あり)。
価格はオープンプライス。ヨドバシカメラの通販サイトのボディ価格は¥648,000(本日時点)。
ニコンは、従来機「D4」をベースに、オートフォーカス性能(AF)、画質、ワークフローと操作系、動画など、プロフェッショナルフォトグラファーの厳しい撮影条件下で必要とされる機能を見直した、としています。
最も大きな変更点はオートフォーカスとその追従性能の向上です。
スポーツ写真、動物写真等に威力を発揮するかもしれません。
AFはアルゴリズムの最適化により、被写体への反応性と追従性が高められています。また、高速連続撮影はD4と同じ約11コマ/秒です(CIPAガイドライン準拠)。
AFエリアモードには、D4で定評のあるシングルポイントAF、ダイナミックAF、3D-トラッキング、オートエリアAFの4つに加え、新たにグループエリアAFを搭載。このモードは、ダイナミックAFが捕捉初動時には選択したフォーカスポイント1点のみで被写体を捉えるのに対し、常時、選択したフォーカスポイント+上下左右4点の5点で形成したグループで、面で被写体を捉えます。これにより、被写体捕捉性能は確実に向上。狙った被写体が小さく、かつ高速で動くような捉えにくい場合でも、ピントが背景に合ってしまうのを効果的に防ぎ、より確実に目的の被写体を捉えてシャープにピントを合わせます。(ニコンのホームページより引用)
撮像素子はD4と同じフルサイズFXフォーマット、1623万画素です。
詳しくはニコンイメージングのホームページで。
カタログもダウンロードできます。
著者: 神崎洋治 (Google+ ページにアクセス)
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