バッテリーの減りを防ぐ方法
今週はゴールデンウィークということもあって、スマホを持ってのお出かけに便利なひとクチ情報を。
「バッテリーの持ちが悪い…」
「なんだかすぐに電池切れになってしまう…」
「少しでもバッテリーを長持ちさせる方法はないだろうか…」
スマートフォンに充電した電気、バッテリーがすぐに減って悩んでいる、という人も少なくないと思います。
出がけには
満充電だったのに、夕方にはもう残量がほとんどない…
なんてこともありますよね。
実際には、スマホの機種によってバッテリーの大きさはマチマチです(バッテリー容量が大きい機種ほど長持ち)。
また、液晶画面が大きい機種は、やはり電池の減りが早い傾向にあります。
(液晶のしくみにもよりますが)
また、XiなどのLTE高速通信対応機種も電池の減りが早めです。そして、スマホは通信時にたくさんの電池を消費します。したがって、スマホで音楽を聴いているよりも、通信機能を使って、ウェブのニュースやFaceBookをチェックしている方が一般的に電池の減りは早いのです。
ところで、ガシガシと使い倒した日に電池がすぐに減るのは仕方ないとしても、ちょっとしか使っていないのになんでこんなにバッテリー残量が減るの?
なんてこともありますよね。
そこで豆知識。
もし、あなたが電波の入りにくい場所にいることが多いのなら・・
スマートフォンはケータイの電波を探しているときに電池をとても食う
と覚えておきましょう。
あなたが「圏外」にいるとき、スマホはケータイの電波を探して一生懸命仕事をしています。
そのため「使ってもいないのに!!」と怒るかもしれませんが、
・圏外にいるとき
・電波が入ったり入らなかったりする状況のとき
は、スマートフォンは電池を著しく消耗したりするのです。
例えば、電波が入ったり入らなかったりの地方や山岳地域などでのドライブ、いくつもトンネルが続く電車に乗っているときなども要注意ですね。
そうそう、地下鉄に乗っている時も、電波が入ったりロストしたりの繰り返しで、スマホは電波探しに大忙し・・バッテリーがドンと減ったりします。(都内の地下鉄は電波状況がよくなってきましたが・・)
そこで、
「今日はバッテリーが早く減りそうだな」と感じた時や
「ここは電波が入りにくいという場所にいるとき」、
「夜に大事な電話がかかるから昼は節電したい」というときは、
スマホの電源を思い切ってオフにしましょう。
もちろん、通信以外で使うこともあるでしょうから、そのときは「機内モード」をオンにして、スマホにケータイの電波を探すのをやめさせます。そうことにで、バッテリーの無駄な消費を防ぐことができます。
機内モードをうまく活用する
|
ちなみに「機内モード」は、iPhoneならホーム画面で「設定」をタップして画面の一番上に表示されているレバースイッチで切り替えます。
「機内モード」をオンにすると、通信(ケータイ&WiFi)がまったくできなくなる代わりに、スマホが電波を探すのもやめるので。電波が不安定な場所や、通信より節電を優先したいときには、大きな節電効果が期待できるのです。
Android端末を使っている場合は
「設定」→「無線とネットワーク」に「機内モード」のオン/オフがあります (Androidはバージョンによって異なります)
外出時には試してみてくださいね。
■Text : 神崎洋治 (ITコラムニスト)