第02回 : Facebook や ツイッターの嘘や罠


スマホはなぜ危ない?

スマホはなぜ危ない?

限られたケータイの世界から出て、パソコンのインターネットと同じ、広い世界に出るからです。

しかし、やってはいけないことは何か、を知っていれば多くの危険を避けることができます。

スマホも携帯電話の1種です。
それを考えれば、今までケータイに慣れ親しんできた人たちにとっては
「スマホは危ない」
と言われてもピンと来ないでしょう。

私の所感を言えば、ケータイと比較するとスマホは危険な要素を持っています。
しかし、それはパソコンでインターネットをやるときの危険性と似ています。

危ない場所や事例を知っていれば多くの危険から身を守ることができます。
過去の犯罪やトラブル事例を知ることで、多くのトラブルから回避することができます。

ウェブサイトには嘘も罠もある

スマホの場合、情報の収集はインターネットのホームページやブログをキーワード検索して行います。

ここで言うホームページやブログはパソコンで使用しているものと原則として同じ、です。そこには嘘や、広告や、詐欺の罠があるかもしれません。

携帯電話の場合、一般に使われている多くの「ケータイサイト」はドコモやau等といった通信事業者が許可したり審査したものが多く、いわば安全性がある程度確認されたサイトです。一方、パソコンやスマホのホームページには実質上、そのような規制や制限はないので、自分で守らなければならないのです。

そこが大きな違いです。

Facebook や ツイッターの嘘や罠

smp-01-26スマートフォンを使い始めるとホームページの閲覧やメールだけでなく、アプリをインストール(組込)してスマホで使うようになります。

これらについても誰も安全性を保証してはくれません。

有名なところでは Facebook やミクシィなど 「SNS」と呼ばれるコミュニティもアプリをインストールして使います。SNSとは「ソーシャルネットワーキングサイト」の略称で、平たく言えば、ネット上でお互いの近況を公開し、コメントやメッセージを通じて情報を交換しあう場所、インターネット・サイトのことです。

Facebookとミクシィは自分の近況を書き込んでそれを中心に友人達と会話をする、
という意味ではよく似ているシステムです。相手と文字で会話をしたり、情報を交換したり、写真を見せ合ったりして楽しみます。

ツイッターは少し異なります。
基本は「つぶやき」と呼ばれる140文字以内の情報です。今の気分、いる場所、していること、びっくりしたニュースなど、気軽に情報を書き込み、つぶやきます。情報とも呼べないような、ため息や今の気持、叫び声でさえも情報として扱います。

ツイッターはFacebookやミクシィなどのSNSほど「友達」という概念は大きくなく、比較的気軽に相手を登録(フォロー)しあいます。
情報の幅も広く、社会全体で流行っているものをキャッチするのにも有効です。

さて、嘘と罠の話です。

SNSでもツイッターでも、使っていると見ず知らずの人から友達申請があったり、
誘いのメッセージが届いたりもします。

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というのはあからさまな勧誘ですが、
中には

佐藤です。
先日はありがとうございました。
飲み会の写真を下記に掲載しました。

という内容に心当たりがあってクリックしてしまったという人が実際にいるから注意です。

この手のものはケータイでもSPAMメールで届くのでお馴染みだと思いますが、Facebook やツイッターなど不慣れなシステムで声をかけられるとつい反応してしまうものです。ましてや、初めてケータイやスマホを持つ子供にとってはどうでしょうか。

これらを真に受けて返信したり、会話を進めると思わぬ被害にあうこともあります。

ツイッターのデマ

「嘘」について、よく知られているところでは東日本大震災のときに流れた「救助を求めるデマ」です。

住所は××です。マンションの一室に
閉じ込められています。
倒れてきた本棚の下敷きになっていて
動けません。だれか助けて。

という内容の書き込みがツイッターに投稿されました。真実であれば人命に関わる一大事です。
そう思ったたくさんの人たちがこの情報を転載(リツイート)して助けを求めました。

しかし、これはデマ(イタズラ)だったのです。
以前よりパソコンでインターネットに親しんだユーザならこの手のデマ情報にダマされることは少ないでしょう。

しかし、インターネットには嘘も罠もあることに慣れていないツイッター初心者ほど、騙されて「デマ情報の拡散」に協力してしまったのです。

正しい情報ならば警察や消防、救急隊に連絡して人命を助ける一助になるでしょう。
しかし、もしデマだったらデマの現場に無駄に救急隊が向かうことで別の命が失われ兼ねません。

もちろん、最も悪いのはもともと面白半分にデマを流した人物ですが、転載して「情報を拡散」することにも、それなりの責任が伴うということを理解しなくてはいけません。

知らないうちに友人に迷惑をかけることも

Facebookやツイッターで話題になった「マイカレンダー」をご存知でしょうか。

「マイカレンダー」は友人の誕生日を登録して管理するアプリなんですが、Facebookでこれをインストールすると、友人たちにさも自分が登録を薦めているかのようなメッセージを自動でバラ巻き、アプリに勧誘します。

すなわち、自分はそんなつもりはなくとも、ただアプリをインストールし、意味不明な対話で「許可」を押しただけなのに、友人達にあなたがそのアプリの登録を薦めている、リクエストしている、とメッセージを送ってしまうのです。

アプリは瞬く間に蔓延するともに、「怪しい」と感じるユーザーも増えて、悪質なアプリとしてSNS上で削除運動が起こりました。
こうしてこの騒ぎは終息へと向かいましたが、本人が知らない間に知人たちをスパムの標的にしてしまうのはある意味ウイルスの行動と変わりませんね。

また、意外と知らないユーザーも多いのですが、Facebookでメーカーのキャンペーンに応募したり「いいね!」ボタンを押すと、「××さんがいいね!と言っています」とそのページが知人たちのページ(ニュースフィード)に表示されます。

これはFacebookの標準仕様なので危険なものとはいえませんが、自分が応募したり、いいね!したキャンペーンを本人が知らずに知人にお勧めしたり、企業PRの一端を担うことを快く思わない人もいると思います。

スマホの世界には、知っておくべきことがいっぱいあります。

■Text : 神崎洋治 (ITコラムニスト)

 


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