メーカーに聞く【CP+ 2014 の見どころ】 タムロン 世界初の約18.8倍 高倍率ズーム16-300mm(35mm換算24.8-465mm)


説明員に聞くタムロンブースの見どころ

高倍率ズームレンズで定評のあるタムロンは新開発のズームレンズ 2機種の開発を発表し、CP+ 2014のハンズオン・コーナーで公開しました(開発発表)。

  • APS-C用高倍率ズーム 世界初16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)
  • フルサイズ用高倍率ズーム 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)

 

16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)

APS-C用の高倍率ズームで、世界初の16~300mm(35mm換算24.8-465mm)、約18.8倍を実現した高倍率ズームです。広角から300mm超望遠をカバーする圧倒的な高倍率性能です。レンズ構成は12群16枚です。
ニコン、キヤノン、ソニーマウント用が用意されています。(ソニー用は手ぶれ補正機能VCはなし(カメラボディ側に搭載しているため))
高倍率でもとても小型で重量はわずか540g、最短撮影距離は39cm、最大撮影倍率1:2.9。
AFは同社の定評ある超音波モーター「PZD(Piezo Drive)」搭載。
手ぶれ補正機能も搭載。
レンズ内部に水滴が浸入しにくい簡易防滴構造を採用。

APS-C用 高倍率ズーム 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)

APS-C用 高倍率ズーム 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)

レンズ構成は12群16枚。

  • ガラスモールド非球面レンズ3枚
  • 複合非球面レンズ1枚
  • LD(Low Dispersion : 異常低分散)レンズ2枚
  • XR(Extra Refractive Index: 高屈折率)ガラス1枚
  • XRガラスよりも屈折率が高いUXR(Ultra-Extra Refractive Index: 超高屈折率)ガラス1枚

特殊硝材を贅沢に使用することで諸収差を徹底補正。加えて、最新のコーティング技術により光の反射を抑え、ゴースト・フレアーを大幅に低減することで、クリアーでヌケの良い高画質を提供できるとしています。

ハンズオン・コーナーでEOS50Dに装着されている16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)

ハンズオン・コーナーでEOS50Dに装着されている16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)

 

28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)

フルサイズ・デジタルカメラのユーザーは注目の、35mmフルサイズ・イメージセンサー用の20~300mmの高倍率ズームレンズです。レンズ構成は15群19枚です。

レンズ構成

  • LD(Low Dispersion: 異常低分散)レンズ4枚、
  • ガラスモールド非球面レンズ3枚、
  • 複合非球面レンズ1枚、
  • XR(Extra Refractive Index: 高屈折率)ガラス1枚
  • XRガラスよりも屈折率が高いUXR(Ultra-Extra Refractive Index: 超高屈折率)ガラス1枚
ハンズオン・コーナーでEOS5D Mark IIに装着されている28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)

ハンズオン・コーナーでEOS5D Mark IIに装着されている28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)

特殊硝材を贅沢に使用することで、レンズの小型化を図りながらも、諸収差を徹底補正。高い描写性能を実現し、レンズ面の反射を抑えるBBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティングを採用することで、フレア、ゴーストを大幅に抑制。クリアでヌケのよい画像を提供、美しいボケ描写が可能としています。
AFは同社の定評ある超音波モーター「PZD(Piezo Drive)」搭載。
手ぶれ補正機能も搭載。
レンズ内部に水滴が浸入しにくい簡易防滴構造を採用。


著者: 神崎洋治 ()
メールマガジン(無料)に登録してください。週刊デジマガの更新時にお知らせします。一緒に勉強しましょう!!


新発売】 2013年12月19日
書籍「体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第3版」 
book-dc-250週刊デジマガでこのコラムを執筆している著者の最新作。デジタルカメラの構造から撮影のしくみ、撮像素子、レンズ、画像エンジン、記録メディア、手ぶれ補正、ライブビュー、顔検出、デジタル画像の基礎知識、仕様表の読み方まで解説。デジタルカメラを初めて使う方からデジタル一眼レフやミラーレスを使用している写真愛好家の方まで必携の1冊です! (日経BP社刊 神崎洋治/西井美鷹著)



CP+ 2014

デジカメのしくみ

【特集】レンズとF値

ネットショップ&ブロガーのための写真撮影テクニック

夜景やイルミネーションをきれいに撮る方法

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です